01月27日2010年 |
|
昨年10-12月期の輸入物価指数が4.3%下落 − 豪統計局 |
|
|
|
|
|
オーストラリア統計局(ABS)が1月22日に発表した統計によると、2009年10-12月期の輸入物価指数(Import Price Index)が4.3%下落した。 この下落はおもに、世界の主要通貨に対してオーストラリア・ドルが強かったことと、電気通信機器、録音機器、再生機器、自動車の価格が下がったことによるものである。 しかし、金(非貨幣用)の輸入価格は反対に5.3%上昇している。 昨年1月から12月までの12ヶ月間の輸入物価指数は15.5%下落しており、12ヶ月間の下落率としては、1981年7月から1982年6月まで以来、過去最大の下落率となっている。
一方、2009年10-12月期の輸出物価指数(Export Price Index)も1.7%下落した、そのおもな原因は輸入と同じく世界の主要通貨に対してオーストラリア・ドルが強かったことと、石炭、コークス、豆炭の輸出価格が7%、金属鉱石と金属スクラップの輸出価格が1.9%下落したことによる。 逆jに輸出価格が上昇したのは、天然ガスと都市ガスが16.5%、金(非貨幣用)が6.2%となっている。 昨年1月から12月までの12ヶ月間の輸出物価指数は32.7%下落しており、12ヶ月間の下落率としては、1974年7月から1975年6月まで以来、最大の下落率となっている。 (Source:
AAP, 22/01/10 "Import price index falls 4.3%") |
|
|
|
01月27日2010年 |
|
昨年オーストラリア国内線の定時運航率1位はカンタス航空 |
|
|
|
|
|
昨日発表された航空統計で、12月のオーストラリア国内線で最も定時運航率が高かった航空会社はカンタス航空で、昨年通年を見てもカンタス航空が1位、その次がバージンブルー航空、ジェットスター航空、タイガー航空と続く。
昨年1年間のカンタス航空の国内線のフライトは11万8,052便で、その約87%の出発時間、到着時間が定時であった。 統計を発表した連邦政府のインフラ・運輸・地域経済局(Bureau
of Infrastructure, Transport and Regional Economics)は、”定時”は予定時間の15分以内と定義しており、カンタス航空は昨年1年間で9ヶ月が定時運航率1位となっている。
カンタス航空のアラン・ジョイスCEOは、「定時運航より安全運航第一がカンタス航空のモットー。 時には天気、空域、飛行場の問題が航空会社や旅客に失望を与えることになる。 我々は近年、この定時運航率を引き上げるために多大な投資を行なってきた」と話した。
メルボルン/シドニー線において、カンタス航空が最もメルボルンでの定時出発率が高く86%で、その次がタイガー航空の79%となっている。 また主要国内航空会社で最もフライトのキャンセル率の最も少ないのはジェットスター航空であった。 (Source:
The Age, 23/01/10 Qantas pips local rivals on punctuality")
|
|
|
|
01月20日2010年 |
|
シドニー線を運休し、メルボルン線を増便 − ビバ・マカオ航空 |
|
|
|
|
|
3月28日からメルボルン線を1便増便するためにシドニー線を運休すると発表したあと、ビバ・マカオ航空は更にメルボルン線の増便を模索している。
同社のレッグ・マクドナルドCEOは、「週3便のシドニー線を運休する決定は、メルボルン線の成長を進めるもので、更に増便の計画がある。 現在メルボルン線は週3便運航しているが、満足する便数ではない。 しかし、急激に増便することは望んでおらず、徐々に増やしていきたい。 そして、シドニー線については運航コストやマーケティング・コストを考えると、週2便で残しておくのは無理がある。 就航当初から旅客の反応が良かったメルボルン線のビジネスを育成していくことが、より理にかなっている。 マカオからメルンボルンへの旅客需要は、シドニーへの需要より高い。 これも今回運航体制を変更した理由のひとつである。 シドニーからマカオまでを、すでに予約している旅客は、3月末まで引き続き取り扱い、12月にはシドニー線を再開する可能性がある。 我々はいつシドニー線を再開するのが一番適切なのかを判断するために、マーケットの状況を注視していく」と話した。
同社は当初、シドニー線を12月に再開するとしていたが、マクドナルドCEOはマーケットの状況で、来年1月や2月になるかもしれないとしている。 (Source:
Travel Today, 14/01/10 "Viva Macau plots more capacity") |
|
|
|
01月20日2010年 |
|
暫定的なシドニーへの就航日を発表 − エアアジアX航空 |
|
|
|
|
|
エアアジアX航空はシドニーへ就航に関して、依然マレーシア政府からの許可を待っているところであるが、7月1日からの就航に向けて準備をしている。 同社のAzran Osman-Rani社長は、「シドニーへ運航開始は、マレーシア政府からの許可書が届けば、すぐにでも実施したい。 許可書の発行は数週間以内になるのではないか」と話した。
エアアジア航空の長距離線子会社の同社は、以前からシドニーへの就航を計画していた。 問題となっていた同社とマレーシア政府との争いはすでに11月に解決している。 Osman-Rani社長は、「本来なら初便を迎える前の、5ヶ月間チケットを売る時間が欲しいが、最低3ヶ月でも構わない。 シドニーへはデイリーで運航を開始し、就航後1年以内に出来るだけ早く1日2便体制にしたい」と話した。 (Source:
Travel Today, 13/02/10 "AirAsia X sets tentative launch date") |
|
|
|
01月20日2010年 |
|
日本航空が豪州線を撤退しても、豪州の航空会社がその穴を埋める |
|
|
|
|
|
日本航空は、来週の会社更生法申請に伴うリストラの一環として、オーストラリアと日本間のフライトを停止するかもしれない。
しかし、業界の消息筋は、「オーストラリア/日本路線は、オーストラリアの航空路線のなかで6番目に旅客数が多い路線である。 長い間、日本の観光客にとってオーストラリアは魅力的な国であり、また貨物需要が高いことから、日本航空が完全にオーストラリアから撤退するのは疑わしい」と話した。 日本航空は現在、シドニー/東京とブリスベン/東京をデイリーで運航している。 アナリストたちは、日本航空がオーストラリア線を減便などすれば、カンタス航空や子会社のジェットスター航空に有利となるとしている。
しかし、Macquarie Equities社のアナリストは、「日本航空がオーストラリア線を運休や減便をした場合、もし、カンタス航空が増便しなければ、バージンブルー航空の国際線子会社Vオーストラリア航空が日本へ運航する機会が開けてくるかもしれない。 日本航空の国際線ネットワークにオーストラリア線が少しでも寄与するようにするために、オーストラリアへでのコードシェアー契約を維持するのであれば、本格的な運航は考えないのではないか」と話した。
現在、日本航空とコードシェアー運航をしているカンタス航空は、日本/オーストラリア線で年間推定5億ドルの収入を得ている。 しかし、カンタス航空にとっての懸念は、日本航空が現在加盟しているワンワールドから、デルタ航空が率いるスカイチームに替わる可能性が高いことである。 もしそうなれば、カンタス航空やワンワールドの加盟航空会社にとって大きな打撃となり、日本からの集客が難しくなる。 航空業界のアナリストたちは、「世界最大の航空会社のデルタ航空は、昨年オーストラリアとアメリカ間で、Vオーストラリア航空との提携を発表して関係を深めており、今回日本航空とVオーストラリア航空との協議に一定の役割を果すかもしれない」としている。 (Source:
SMH, 14/01/10 "Rivals get ready to fill JAL void")
|
|
|
|
01月13日2010年 |
|
カンタス航空がアジア太平洋航空協会(AAPA)から脱退 |
|
|
|
|
|
カンタス航空は、40年間加盟していたアジア・太平洋地域の主要な航空会社のグループから脱退した。
関係者は、カンタス航空のアジア・太平洋地域における長期的な貢献は重要であるとして驚いている。 アジア太平洋航空協会(AAPA
: Association of Asia Pacific Airlines)は、シンガポール航空やキャセイ・パシフィック航空など航空会社17社から構成され、しばしば航空会社間の提携を模索する場として利用されてきた。
しかし、カンタス航空側は、ほかの航空会社と直接的に関係を構築することを優先するために、脱退を決定したとしている。 同社のアラン・ジョイスCEOは、今日同社の子会社ジェットスター航空と、マレーシア航空の子会社のエア・アジアとの経費削減の提携について発表することになっている。 そして、一部の内部関係者は、「今日シドニーに到着するエア・アジアのトニー・フェルナンドス社長は、タイガー航空の株価により圧力をかけるために来豪するのではないか」としている。
カンタス航空のデービット・エプスタイン氏は、同社のAAPAからの脱退を認め、「カンタス航空は、AAPAが焦点を当てている以上のことに興味を持っている。 カンタス航空にとって、域内の航空会社と直接関係を構築していくことがより適切である」と話した。 関係者は、「AAPAは重要なグループである。 カンタス航空と子会社のジェットスター航空は、おもにアジア・太平洋地域での成長を目指しているのに、みんな驚いている。 AAPAがアジアで唯一有益なグループなのに、カンタス航空が抜けるのは信じられない」と話した。 (Source:
SMH, 06/01/10 "Qantas quits Asia-Pacific association")
|
|
|
|
01月13日2010年 |
|
11月のオーストラリアの貿易赤字が輸入の減少で17億ドルに |
|
|
|
|
|
11月のオーストラリアの貿易赤字額は予想よりも低かった。 これは輸入が減少したことと、中国からの鉱物資源の需要が引き続き堅調なことによるものである。
昨日発表されたオーストラリア統計局の統計では、11月のオーストラリアの商品・サービス貿易収支は17億ドルの赤字とし、10月の赤字は季節調整済みで20.8億ドルと改定された。 市場の予想では、11月の赤字額は18億ドルとなっていたが、それより低くなった。
輸出額が2%、輸入額が3%それぞれ減少した。 輸入の減少で大きく目立ったのは資本財が8%、金(非貨幣用)が34%それぞれ減少した。 しかし、クリスマス商戦を前に消費財は増加した。 輸出では石炭が5%、金属が14%減少している。 (Source:
SMH/AAP, 08/01/10 "Decline in imports trims deficit") |
|
|
|
01月13日2010年 |
|
自由貿易協定による豪州輸出業者への恩恵は少ない−業界団体調査 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
01月06日2010年 |
|
ロサンゼルス行きのフライトの出発が23時間遅れる−カンタス航空 |
|
|
|
|
|
カンタス航空の飛行機に不具合が生じ、450名の旅客はメルボルンで一夜を過ごすことになった。
同社のエアバスA380は、1月4日正午にメルボルンからロサンゼルスに向けて出発する予定であったが、燃料計器に不具合が発生した。 同機への旅客の搭乗は90分遅れて開始されたが、整備職員がこの不具合を修理するために、旅客は同機に乗ったままターマックで4時間待たされた。 アメリカ行きフライトに対する新しいセキュリティー対策では、旅客は修理の間機内に留まることになっている。
カンタス航空のオリビア・ワース広報担当は、「修理に時間がかかったために、乗員の勤務時間が長くなり、同フライトの出発は翌日まで延期せざる終えなくなった。 旅客には大変申し訳ないが、宿泊先が必要な旅客にはホテルを手配した。 このQF11便の出発は1月5日午前11時に変更になった。 今回の遅れはさまざまな要因が重なった。 不具合の修理は旅客がセキュリティー検査を再度行なうことより、早く済むと思っていた。 旅客が一旦機内から出ると、アメリカの規則で再度機内の入る前に、旅客はもう一度セキュリティー検査を受ける必要がある。 これは旅客全員とすべての手荷物の検査が義務づけられている。 これらの理由によって、フライトの出発の遅れを最低限に留めるために旅客は機内で待機するようにお願いした」と話した。 (Source:
ABC, 05/01/10 "Technical glitch strands Qantas passengers") |
|
|
|
01月06日2010年 |
|
ASEAN諸国とNZとの自由貿易協定が今日から施行 − 豪連邦政府 |
|
|
|
|
|
|